Brookie and Her Lamb

Brookie and Her Lamb 1967
[物語、絵:M.B.ゴフスタイン]

あらすじ

ブルッキーは子羊といつも一緒。彼女は彼が大好きなのだ。歌を教えても、読むことを教えても、メェーメェーしか言わないけれど、それでも心は通じ合う。この本はブルッキーと子羊の共鳴と成長の物語だ。

 

この本について

Making of「ブルッキーと彼女の子羊」BOXセット
Brookie and Her Lamb – Remaster Box Set –

ゴフスタインのBrookie and Her Lambは初期の名作のひとつだ。日本ではG.C.プレスさんが「ブルッキーのひつじ」というタイトルで谷川俊太郎さんの翻訳で出版している(トンカチのオンラインでも販売しています!)。今回、私たちはこの名作を1967年のオリジナル英語版で復刻した。ぬいぐるみの羊と英語版を理解するためのおせっかいな解説冊子もセットにした。既刊の日本語版と区別するためにタイトルは原題直訳の「ブルッキーと彼女の子羊」とした。

 

なぜ、今、オリジナル英語版を出版するのか。理由は単純で、オリジナル版はサイズや装丁が、とにかく完璧にかわいいのだ。カバーを外したところの羊のシルクインク印刷なんか卒倒もののかわいさだ。テキストはオリジナル版なので英語だが、中学1年生の英語で一応は読める。理解の助けになるように、日本語の内容解説と英語解説も別冊で作ってみた。同梱の「ひつじ」のぬいぐるみは、私たちがゴフスタインの本のリリースを始める前に、ひっそりと販売していたものだ。これが、まさに絵本から出てきた羊そのもので、もちろんかわいい。これら全部をひっくるめて、ゴフスタインの持つ「かわいい」にフォーカスしたのが、このBOXセットだ。日本語版と合わせて楽しんでほしい。

 

私たちは本をリリースしながら「雑貨としてのゴフスタイン」というのをやりたいと、当初から思ってきた。雑貨は安易な周辺商品と否定的に思われることもあるのだが、私たちはそうは思わない。私たちは、これまで多くの雑貨に救われてきたから。ゴフスタインも雑貨が好きだった。誰にとっても意味がなさそうなものを大切にしまってあった。お気に入りの雑貨について語るとき、その目はキラキラしていた。人形とか、小さな紙切れとか、特に道具として使えそうないものたち、そういうものでしか届かない気持ちがあるのだと思う。